娘が通う学校経由で「ふれ愛・ときめき西三河フェスティバル2023」の存在を知りました。別名「オータムフェス2023」といい、私立高校入学金・授業料の完全無償化を目標に掲げたイベントです。
ふれ愛・ときめき西三河フェスティバル2023の開催場所
西三河では3会場(安城学園・城西高校・豊田市民文化会館)、県下38会場で繰り広げられるフェスティバルです。私は2023年11月19日(日)in岡崎・幸田バージョンが開催される岡崎城西高校へおじゃましました。
所在地/ 愛知県岡崎市中園町川成98
開催時間/ 10:00~15:00(式典は12:30~)
フェスティバルを楽しもう
実はワタクシ、なにを目的としたフェスティバルなのか全く知らずに当日伺いました。
「文化祭みたいなものかな?」くらいの軽い気持ちで「オータムフェス2023」と書かれた青い門をくぐります。地域の皆様が自由に出入りされていますよ。
青い門にも書かれていた「シャークコースター」。
多分アレだ!
なかなかどうして良く出来ている遊具です。あぁ、まるで高校の文化祭に来てるみたいだわ。(まだフェスの本質が分かっていない)
次はノリノリの大音量が聞こえてくる方へ歩きます。
そこは高校生が躍るダンスステージ。
岡崎城西高校・安城学園・人環大学付属岡崎高校ダンス部の若さ弾ける踊りをしばし堪能。
踊り子たちも可愛いですが、キャーッというJK歓声も可愛い。
フェスティバルのメイン野外ステージはこちらです。
高校生の催し物以外では、アイドル(わがままHOLiC、IDOL☆STARMOVE)やトムクラウン、レジェンド家康公天下泰平組(徳川武将隊)のステージが用意されています。
地下アイドルは初見です。名古屋で活動されている「わがままHOLiC」センターさんはプロ意識がすばらしく、表情に魅入ってしまいました。地下アイドルって面白い。
出店いろいろ
100店舗集まる年もあるそうですが、今年は50店舗ほどの出店だそうです。(フェスのお手伝いを長年続けられているお母様から教えていただきました)
手作りアクセサリー類、クレープやチュロスや焼きそばや韓国キンパなどの食事系、生活雑貨の販売等。
蚤の市のような賑やかさです。
私が一番興味を引かれたのは岡崎の栄光接骨院さんが行う美容鍼。テレビで観たことがあり、ずっとどんな感じか知りたかったんですよね。ヤッター1,000円でお手軽体験!
事前にスタッフの方に「鍼が刺さっている顔を記念に撮って欲しい」とお願いしました。化粧をしたままで施術開始。
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~美容鍼の効果~
美容鍼はエステや美容液のように肌の表面にアプローチするのではなく、筋肉や肌の奥深くを刺激して、肌の内側から美しくさせる美容法です。
お店に通えば鍼に電気を流して筋肉を動かし、さらに効果が得られるそうです。(1回6,600円~)施術後すぐに肌のハリを感じます。お財布に余裕があれば毎週通いたいくらい効果てきめんでした。
他には安城学園JKに交じってプラバンクラフトも楽しみましたよ!お隣のブースではプロの手相出店があったのですが、途中から「高校生無料」にされたため近寄れず。
そういえばフェスを楽しんでいる最中、一点気になる事がありました。メイン野外ステージに議員さんが呼ばれ、高校生から花束を渡されたのです。
なぜに???この花束贈呈の意味を知ったのは、体育館で行われる式典に参加した後のことでした。
フェスの意味
式典が始まる時間になり、城西高校体育館には続々と高校生母たちとフェスに遊びにこられた地域の方々、高校生たちが集められました。
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~城西高校の先生による式典についての説明~
①これから岡崎・幸田地区選出の県会議員の先生をお招きします。
②私学助成の拡充をお願いするため、県会議員の先生に向けて精一杯のおもてなしをしましょう。
③嵐の「ハピネス」を大きな声で歌って踊って県会議員の先生へアピールしましょう。
県会議員の先生方がご入場し席に座られてから、母おもてなしの合唱&高校生による群舞「ハピネス」が始まりました。次は高校生・高校の先生によるスピーチです。
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~高校生が訴えた内容~
①公立高校の受験に落ち、意図せず私立高校へ通うことになった。私立に通いたかったわけじゃない。
②親に学費の負担をかけることになってしまい、申し訳ない。
③自分のせいで兄弟の進学の選択肢を狭めてしまい、申し訳ない。
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~私立高校の先生が訴えた内容~
①学校に対する助成金の拡充
訴えが終わると、県会議員の先生方が檀上へ上がります。次は県会議員先生方のターンです。
- ~県会議員先生方からのお返事~
①私は残念ながら公立高校に通った身だが、親戚の子は私立高校に通い、今は社会に出て大きな活躍をしている。
②さきほど「本当は私立に来たくなかった」というお気持ちを聞いたが、私立には公立にない良いところがある。
③例えば学校で何か新しいことをしようと決めた時、早く実現するのは私立だ。
④現在の私学授業料補助は世帯年収の上限があり、上限枠を気にして働くのを躊躇う方がいらっしゃる。まるで扶養の範囲内で働く方の106万円・130万円の壁のようだ。しかしその壁を無くすための法改正があったばかり。いずれは「私学への就学支援金」の壁も無くさなければ。
⑤「子供が4人いるのに年収条件で引っ掛かり、就学支援金が受けられない」と切実なお声を頂戴している。
⑥私立完全無償化を訴える沢山の署名を毎年頂くが、議会へ議案を提出するのにとても助かっている。
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~岡崎市長からのお返事~
①私立学校への助成金枠は毎年議会にあげて確保している。今年は枠を確保できたが、子育て支援策は他にもあり、毎年確定ということではない。
②私立高校の生徒さんたちにはいつも地域イベントを盛り上げて頂き、助かっている。
③高校生の皆さん、ずっと岡崎市に住んでください。(少子高齢化で人口減にならないように)
式典最後は県会議員の先生方へ、日頃の活動への感謝の気持ちを込めた花束贈呈です。
式典が終わり、私はようやくフェスに呼ばれた意味を理解しました。それは
先月から娘が通う学校より署名活動のお願いが来ています。
【私学完全無償化を望む人が多くいる】【地域に貢献する私立高校】という認識を県会議員さんに持って頂くことがフェスの本来の目的。顔に鍼を刺して喜んでいる場合じゃあなかった。
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署名の提出期限は2023年11月30日(木)までです。署名にご参加くださるあなたは桜コンサルタントへお立ち寄りくださいませ。大変助かります。
おまけ編
城西高校体育館には美術部が描いた作品が展示されていました。
AIを使ってどこまで自分たちのイメージに近づけるかに苦労されたそう。
今の高校生たちのやっているレベルは凄いなあ。
今年は「どうする家康大河ドラマ館」へ通う度に、城西高校美術部のアートに触れていました。
遠い昔私は公立高校美術部でしたが、当時このような地域貢献をした記憶はありません。(せいぜいが年1回駅前の募金活動するくらい)
今回のフェス参加で分かった事。
それは「岡崎市ではなぜ地域イベントを盛り上げる私立高校生たちの姿を見る機会が多いのか」ということ。微力ながら私もお手伝いさせていただきます!
桜コンサルタントは刈谷郵便局本局斜め向かいの不動産屋です。岡崎市・刈谷市・安城市・知立市・高浜市・西尾市・碧南市・東浦町・大府市・豊明市・名古屋市緑区を中心とした三河エリアの不動産売買を承ります。たまに東京の不動産も仲介させていただいていますヨ。不動産のことでしたらなんでもお気軽にご相談ください!