JR刈谷駅から西へ900m先の不動産屋【桜コンサルタント】スタッフ3名でスイーツや地域情報を日々更新しています。私たちの「目線」が、ほんのちょっとでもお役に立てたらうれしいです。

外壁塗装で家を守る

外壁塗装で家を守る

街の不動産屋は戸建の外壁塗装のご相談をよくいただきます。塗装工事とは単に色付けをするだけではありません。大事な家を守る重要なメンテナンスの一部です。家の劣化状況を把握し、適切な施工方法や塗料を選ぶ事が大切です。ポイントをプロにお聞きしました。[写真提供&監修協力/NSアート株式会社SYG中原さん]

外壁塗装業者さんのお仕事をご紹介

外壁塗装業者は屋根の瓦までチェックする

屋根材の割れやズレがないか登って確認します。瓦は塗装の必要はないですが、塗装工事となれば足場が立ちますので、普段は目が行き届かない屋根部分も悪い箇所があれば足場があるうちに直しましょうという事です。
お客様のご依頼は外壁塗装なのですが、塗る面だけでなく、家全体を診断する事が大事だと考えます。

塗装面をチェック 外壁塗装

外壁のヒビ割れやチョーキング(劣化した塗膜が粉になって出る現象)がないかチェックしています。チョーキングが起きていると塗装する時期に来てる目安になります。
塗装の知識が無いお客様でも簡単に判断ができる診断方法ですね。

外壁塗装の目安になるチョーキング

実際にチョーキングがついた写真です。塗装時期の目安。

屋根

屋根と外壁はそれぞれ専用の塗料を使用します。写真はスレート屋根を下塗りしている様子です。下塗りとは上塗りの密着を良くする為に必要な工程です。言わば接着剤のイメージでしょうか。下塗りにもいろいろ種類があり、劣化状況によって変えてゆきます。

屋根塗装中塗りNSアート

次は屋根を中塗りしている写真です。中塗りと上塗りはお客様に選んで頂いた色の塗料を塗ってゆきます。

屋根塗装上塗りNSアート

最後に上塗りをしている写真です。今はシリコンやフッ素入りが主流で遮熱効果のある塗料が普及しています。ただし、よく「遮熱塗料を塗ると涼しくなりますよ」と言われる業者さんがみえますが、その解釈は違うように思います。遮熱効果は建物の劣化を遅らせることには有効ですが、人間の体感温度には個人差がありますし、本当に遮熱や断熱したいお客様がみえたら窓の内側にもう1枚窓を付ける2重窓をおススメします。そちらの方が確実に涼しくなったことを実感できます。

スレート屋根材の劣化

写真は塗装せずに放置したスレート屋根です。塗装・メンテナンスせずに長い期間放置したスレート屋根は劣化しすぎてもう塗装の保護では補いきれない状態になります。そんな時には、、

屋根材の補修

その上からガルバリウム鋼板の屋根材を被せるカバー工法などがあります。劣化状況によって工法は都度変わります。

外壁

外壁の下塗りをする職人さんの手

屋根と同じように外壁も3度塗りします。外壁の下塗りしている写真。

外壁塗装

外壁の中塗りしている写真。

屋根塗装3度塗り 上塗り

最後の上塗りしている写真です。まれに外壁を放置しすぎて補修が困難な家に出会うことがあり、メンテナンスがとても重要な事だと再認識します。

シーリングの重要性

外壁の繋ぎ目(目地)や窓の周りにゴム状の物を見た事はありませんか?

写真①

    日本の住宅全部ではないですが、ほとんどの家の外壁にある『シーリング』。
    実はこれお家を守る大変重要な役割をしているんです。雨が入って来ない役割や地震の揺れを吸収させるクッション材としての役割など。こちらも年数が経つと劣化していき、シーリングが切れてしまうと雨漏りしたり外壁にヒビが入ってしまいます。そのため塗装工事する時にセットでシーリングも改修するのが一般的です。
塗装する前にシーリング施工をします。やり方は『増し打ち』と『打ち替え』の2種類あるのですが、基本は『打ち替え』です。理由はシーリングに厚みを確保する必要があるからです。目地幅にもよりますが7mmから10mmは確保したいところ。
『増し打ち』ではその厚みは確保できません。
写真①は既設の上からシーリングを増し打ちした為に厚みが取れず、また密着も悪かったためにベロっと剥がれています。私たちの塗装工事中に発覚したのですが、前回の塗装工事の際にこのような施工をされてしまった様ですね。。雨漏れや外壁のひび割れの原因につながります。打った後ではお客様は見ても分かりませんので気を付けたいポイントです。

隠れた名脇役/ボンドブレーカー

写真②青いテープ箇所がボンドブレーカーといいます

外壁材の1つ、サイディングボードは接着方法にも注意したいです。
2面接着にしないとシーリングが動きに追従できなくなり新しく打ち替えてもすぐ割れてしまいます。2面接着を可能にしているのはこの特殊テープ【ボンドブレーカー(金具名/ハットジョイナー)写真②】。
旧シーリングを撤去する際にボンドブレーカーも一緒に剥がれてくる時には、剥がれてきた部分のボンドブレーカーを貼り直してからシーリングを打つ必要があります。

シーリングは塗装と同じくしっかり乾燥させてからでないと硬化不良を起こし、いつまでもベタベタした状態で塗装しても意味がない状態になってしまいます。
塗装だけでなくシーリングの知識もあり、説明もしっかりしてくれる施工店を選びましょう。

塗装とはっ!まとめ

例えるならば外壁塗装とは歯磨きと同じだと考えます。普段、私たちは虫歯にならない為に毎日、毎食後に歯を磨いています。外壁塗装も家の劣化を予防する為に必ず必要なことです。劣化してしまっては遅いのです。キッチンやトイレと違い、壊れたからといって外壁や屋根は簡単に取り換えることはできません。


    桜コンサルタントが信頼している外壁塗装屋さんはコチラ

    外壁塗装コラムの文・写真提供&監修協力
    NSアート 株式会社SYG 中原弘貴
    知立市上重原5-23 ルミエールY&M B-105
    Tel: 0566-93-5375
    携帯:080-9117-4356
    E-mail:syg.nakahara@aurora.ocn.ne.jp


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