トヨタグループ7社(豊田自動織機、愛知製鋼、ジェイテクト、トヨタ車体、アイシン精機、デンソー、トヨタ紡織)が集う刈谷市で不動産業を営んでいる桜コンサルタントには、3年~5年のペースで海外赴任から帰国されたり、または出国されるお客様がいらっしゃいます。現在お住まいになっている家・マンションを賃貸に出したい、というご相談の他、海外赴任中のご主人様が近く帰国するので、今のうちに家を購入しておきたい、というご相談も頂きます。
家購入を検討する前にチェック
日本在住の方と同じように住宅ローンを組めるかどうか諸条件があります。
住宅ローンを組むことが難しくなる代表的なものは
②カードローン・携帯通話代などの支払い遅れがある
心当たりがある方は家を検討される前に不動産屋へご相談ください。
海外赴任者の住宅ローン貸付が得意な銀行
ローンを組む本人が日本に居ないケースで、住宅ローンを貸して下さる銀行は限られてきます。私が調べてみて「海外赴任者への住宅ローン貸付を多く扱っており、慣れている」と感じるのは三井住友銀行です。
三井住友銀行で住宅ローンを組む流れ
②ご夫婦で気に入った物件が見つかり次第、海外にいるご主人様が住宅ローン事前審査をインターネットで申し込む
③事前審査がOKでしたら、物件の購入申込(買付証明書記入)
④不動産売買契約(奥様が代理人となり、売主様と契約する)
⑤海外にいるご主人様が住宅ローン本申し込みをインターネットで申し込む
⑥本申し込みがOKでしたら、金消契約(銀行との契約)
⑦鍵お引渡し・決済(奥様が代理人)
⑧ご主人様が予定通り帰国。
他銀行の多くは本人確認のために、2~3回ご主人様の帰国が必要になるところ、三井住友銀行さんは⑥金消契約の時、1回だけですみます。
気を付ける点
- 1回の帰国だけですませるためには、⑥金消契約時に三井住友銀行口座開設(すでにお口座お持ちでしたら省略)と三井住友銀行専属司法書士との面談が必要です。
- 登記手続きに、海外の領事館で発行してもらう署名証明書や在留証明書など必要になります。証明書取得・郵送という手間があるため通常よりお時間がかかります。
住宅ローン控除の可能性
本人がまだ帰国していなくとも、ご家族が新居にお住いでしたら住宅ローン控除を受けられる可能性があります。※その他諸条件あり
調べてみた感想
住宅ローンを組まれるご本人のお勤め先や年収、家族構成など、個々のご事情により結果が異なりますので、銀行さんへ個別に相談されたほうが良いです。今回いくつかの銀行に相談しましたが、三井住友銀行さんが一番手慣れていらっしゃるように感じました。
桜コンサルタントは刈谷郵便局本局斜め向かいの不動産屋です。刈谷市・安城市・知立市・岡崎市・高浜市・西尾市・碧南市・東浦町・大府市・豊明市・名古屋市緑区を中心とした三河エリアの不動産売買を承ります。たまに東京の不動産も仲介させていただいていますヨ。不動産のことでしたらなんでもお気軽にご相談ください!