新しい洗濯機を購入したのですが、ドラム式洗濯機が洗濯水栓に当たって設置ができない事件発生。そんな時、どうしたら良いのか頭を悩ませ悩んだ結果ある解決策にたどり着きました。洗濯機水栓の位置を変えるだけで、解決する事もあります。その事例をお伝えします。
洗濯機の買い替え検討する前に、近年の洗濯機サイズをリサーチ
ドラム式洗濯機のサイズ 縦×横×高さ10年前とは違うぞ!
洗濯機に求める条件を電気屋のスタッフにお伝えしました。まず私におススメしてくれた洗濯機がこちらです。東芝製の洗濯機|ウルトラファインバブル|ZABOON TW-127X9。形と静音、サイズが気に入り、こちらの商品購入で話を進めました。在庫確認をしてもらうとアメトークでこちらの洗濯機をご紹介された後という事もあり納期に約1ケ月かかり、かつ扉の右開きとなると、なお品薄となりすぐの納品は難しいとの事。
困った。困った。すぐに納品される洗濯機を探すことに切り替え。私が洗濯機に求める条件に変更はありませんが、我が家では洗濯機パンのサイズに合わせて洗濯機選びをする必要があります。スタッフの方と話をしていると、次におススメしてくれたのはPanasonic製の洗濯機でした。このサイズなら、洗濯機パンにも入るという事で決定。
搬入日→洗濯機の水栓位置が低すぎて設置できない
築14年の我が家。設計段階でリビングや居室コンセントの位置出しはしましたが、当時洗濯機水栓の高さ指定をした覚えもなく、これは全てお任せ状態。
現在約1100mmの位置に水栓が取り付けられています。
新しい洗濯機を楽しみにしていた私。搬入スタッフがまず現地確認をする為に、洗面室へ入ります。実際必要な高さを調べ、細かい寸法をひろい始めます。嫌な雰囲気と共に予想していなかった「入らない!」という言葉が聞こえてきました。スタッフと話す電話相手の方が、「無理」という判断を下した様です。なぜ無理なのか。洗濯機が、既存の洗濯機水栓にあたる致命的な事が原因。上体高さ1009mmに加えて上方130mm以上必要。洗濯機パンの事ばかりに気を取られ、水栓の位置まで確認していませんでした。6年前には問題なく設置できた洗濯機。洗濯機の高さが年々高くなってきている事をスタッフの方から聞く事になりました。
搬入班にご迷惑をかける事はできません。とりあえず、洗濯機を持ち帰って頂く事にしました。その後、どうしたら良いものか考えられる対応策を挙げ検討をする時間が流れました。まず①ドラム式洗濯機をあきらめる②洗濯機パンを一回り大きいサイズに変える③水栓の位置を高くする。それには壁工事も発生。悩みました。かなりの時間悩み悩み続けました。そして、たどり着いたのが壁を触らず水栓の位置を変える事ができる、すばらしい水栓との出会い。その時、やっと心が軽くなりました。
洗濯機水栓工事
水栓の位置を変える工事日。作業中は、水の使用禁止。元栓をしめて工事が進みます。
水道屋さんと話をして、今回はKAKUDAI製洗濯機用混合栓 洗濯機用水栓 ストッパーつきの水栓を取り付けて頂く事にしました。TOTOやLIXILには、同じような商品がないとのこと。
まず洗濯機のホースを外し、既存の水栓を取ります。水道屋さんの動きを見ていると、簡単に外されていました。
新しい水栓を取り付けるので、きれいにしておきましょう。
延長管をモンキーレンチで取り付けます。水栓を壁に固定するようなパーツを壁に固定して、洗濯機のホースをつなぎなおして完成です。元栓を開けたら、水漏れがないかよく確認。作業時間は約30分程度。
150mm高い位置に水栓が取り付けられました。従来よりも出がすくなく、これで洗濯機と水栓の干渉がなくなりました。洗濯機を迎える準備が整いました。
現在使用している洗濯機パンは800×640。通称はちまると呼ばれています。こちらを900サイズにかえる工事もできるそうです。900サイズに取り換えると、排水の掃除が楽になるので、次回洗濯機を購入する際には検討したいと考えております。
いつも新築分譲住宅の現場で見ている水栓は、業界初の省スペースタイプの水栓コンセント。水栓の閉め忘れによる万が一の水漏れ事故なし。TBCの水栓コンセントはホースが外れても自動で水がストップします。現在の洗濯機に対応できるスッキリデザインに納得。