街の不動産屋は、たまにマンション内で迷子になることがあります。マンションには到着できても、目的の部屋まで行きつけない。そんな時はいつも優しいマンション管理人さんに頼ります。本日はスキップフロア型マンションについてお話しましょう。
スキップフロア型マンションとは
スキップフロア型マンションとは、エレベーター直通で行けない部屋が存在するマンションのことです。エレベーターでまずは目的の部屋に一番近い階で降り、共用通路を歩き、階段で上り下りすることで部屋に辿り着きます。私は迷子にならないように、初めてのマンションへ行くときはエントランスに掲示されているマンション案内図でエレベーターと通路の位置を確認するようにしています。
実際にスキップフロア型マンションの案内図をご覧ください
【難易度C案内図】
何度かエレベーターへ乗ってチャレンジしたものの、部屋へ行きつけなくて、最終的に管理人さんのアドバイスを頂いたマンションです。平面図なので理解しずらかったかもしれません。共用通路を見つけるコツを掴んでからは迷わなくなりました。
【難易度A案内図】
こちらの案内図は立体的に描かれているため、頭の中でイメージしやすく、迷わずに部屋までたどり着けました。エレベーター直通でない部屋が少ないマンションであることがお分かりいただけますでしょうか。
バリアフリーではないため、車いす生活は不可能です。
生活する上で若干の不便さを感じるかも知れませんが、部屋に入れば大変居心地が良いため、気に入ってくださる方がいらっしゃいます。
本当に用事のある方だけが訪問します。怪しいセールスマンが立ち寄りづらい造りです。
米袋や災害用の水はネット購入し、宅配業者さんに玄関先まで運んでもらえばよい、と意識して生活をするため、かえって重たい荷物を運ぶ手間が減ります。
マンション外観に造形美を求める方にとっては、特におススメできる建築物です。同じマンション内でも個性的な間取りタイプが複数用意されているのも楽し。
【難易度A案内図】
エレベーターを降り、さらに階段を降りると共用通路が現れることが伝わる案内図です。簡素な図ですが、迷わずに目的地へたどり着くことができました。
共用通路がないため、北側と南側の2面にバルコニーが設けられていることが多い。風通し最高、そして明るいお部屋はとても居心地の良い空間です。
共用通路に面する部屋がないため、人が歩く気配を室内で感じずに済む。
訪問販売セールスのトラブルに遭いづらい。
マンション外観において共用通路が均一に配置されていないため、独特な建物の美しさがある。高層ビル(箱型)のような新築マンションと違い、味があります。
スキップフロア型のメリットとデメリット
エントランスから部屋まで距離があるように感じるスキップフロア階マンションですが、実は良いことも多いです。
メリット
デメリット
スキップフロア型マンションは売れています
スキップフロア階の部屋は売りづらい、と聞いたことがあるけど本当?
A
マンションの好み・ツボは人それぞれです。あなたのお部屋を気に入ってくださる方は必ず現れます。将来的に売却をお考えのあなた、どうぞ桜コンサルタントへご相談ください。査定・ご相談無料です。