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県営住宅の事故物件の取り扱い

事故物件コラム

街の不動産屋は事故物件と言われる不動産とたまに出会います。一昔前は風水やお日柄(大安や仏滅)を気にされるお客様が多かったのですが、今はそれよりも[事故物件]という言葉をネットや映画でよく目にするようになりました。不動産業界にもファッション界のような流行があります。

事故物件とは

戸建・マンション・ビル・土地で過去に自殺や事件、火災などがあった場合、それは人に忌み嫌われる不動産となり得ます。少子高齢化の世の中では[誰にも気づかれない孤独死]も増えています。※シャンソン歌手・俳優の美輪明宏さんは「孤独」ではなく、「孤高死」と呼ぶことを推奨されています

県営住宅の[事故物件]活用の新聞記事に目が留まる

2021年6月29日中日新聞朝刊の切り抜き

県営住宅では過去に入居者らが死亡したことのある事故物件の活用を進めています。
最近は事故物件に対して、柔軟な考えをされる方が増えてきたように感じます。愛知県には桶狭間など有名な合戦地が数多く存在し、それに伴い武士の霊を祀るお寺や神社も多いです。昔は落ち武者の霊ですら嫌われていたのに、ずいぶんと[事故物件]が市民権を得た様子です。映画になり、書物になり、事故物件専門不動産屋がマスコミに取り上げられたり、ツイッターで「○○で事件があった」と気軽につぶやけたりと、重苦しい空気感が薄れてきました。やみくもに怖がるより良い兆候かもしれません。

人はいつか死ぬのだから

  • 不動産屋はお仕事で事故物件に出会うことがあるけれど、そこには死した人の尊厳が必ずあると意識しながら、不動産を取り扱います。
  • 以前、病気が原因で室内で倒れ、そのままお亡くなりになった人の家を購入されたお客様がいらっしゃいましたが、その方の考え方は爽快感さえ覚えます。「私もいずれ逝くから大丈夫。」
  • オカルトな小説や映画は怖いもの見たさで、ついつい図書館で借りたり、ツタヤでレンタルして観てしまいます。(手元に常に置いておくのは怖いのでレンタルなのです。。)でも、実際に取り扱っている不動産とは別です。幽霊よりも怖いのは生きている人間だと、中学校時代の友人が呟いていたことが、ずっと頭に残っています。

  • ササキマーク

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    桜コンサルタントは、不動産売買仲介の他、資産有効活用、不動産投資、相続設計、不動産税制等のアドバイスを行うコンサルティング会社です。私は建物が好きで通りがかりに大規模修繕工事中のマンションや建設予定地を見つけましては、休日に定期的に通い、工事状況を記録・撮影しています。 不動産のご相談は多岐にわたります。特に売却の窓口は、信頼できる会社を選ぶことが大切です。桜コンサルタントはけして大きな会社ではありませんが、血の通った情のある温かい不動産屋です。あなたの大切なマイホームは私にとっても大事です。無事お住み替えが出来ますよう精一杯務めさせていただきます。

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