[Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジートウリケンユウキ]コレクション用布袋劇人形「浪巫謠(ロウフヨウ)」を台湾からお迎えし、感じたこと、やらねばならなくなったことを記録します。布袋劇人形は美しく儚(はかな)い存在。
私と人形の付き合い
私は幼い頃、人形・ぬいぐるみの部類には全く興味がありませんでした。例えばバービー人形。可愛いと感じるよりも、首の付き方や手足の関節に違和感を感じてしまうような子でした。
それが40歳を過ぎ、最初に興味を持ちだしたのは、布製インポートハロウィン魔女。(神奈川県横浜市/ハーブと魔女グッズの専門店グリーンサムさんで購入できます)西洋の魅力を感じて毎年1体づつ増やすようになっていった頃、新たに出会ってしまったのは台湾製の人形でした。
台湾の布袋劇(人形劇)の日本版「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」を偶然テレビ放送で目にして驚愕しました。美しい人形が涙を流し、血を吐き、投げ飛ばされ、土まみれ。汚してはならないという人形の概念を打ち破るその映像に、「私も布袋劇人形を操ってみたい!!」と強く願うようになりました。
この美しい人形に近づくことはできないだろうかと調べてみると、2016年にレプリカ布袋劇人形が数量限定(台湾・中国・日本の3カ国にて計70体)で販売されていました。それからは中古品を探す日々。しかし当たり前のことですが、限定プレミアム人形が世に出回っている訳がありません。いっそ人形を所有している方を探しだして見せていただけないだろうかと考えましたが、コアな個人情報が出回ることはなく、諦めるしかありませんでした。
それが2020年に期間限定・キャラ限定で予約受注販売が行われ、今手元にあります。これは自分にとって、願いが叶った凄いこと。
人生初めてお迎えする木偶(でく)が布袋劇人形の意味
テレビ放送では過激な扱いを受けている木偶。きっと丈夫なのだろう、一生遊べるだろうと考えていたのですが、そんなに甘くは無かったです。何の知識もない私が木偶を購入したことは例えるならば、素人がTシャツで雪山に登ったようなもの。木偶の全てが繊細過ぎて、綺麗な状態を何年保てるだろうか、という気持ちに所有3カ月目でなっています。これから私は人形をメンテナンスするためにいろいろなことを勉強することになるでしょう。もしかすると不動産屋の最終形態は人形作家かもしれません。(もしくは台湾の職人さんに修理依頼するため、北海道へ行くかのように台湾へ通う)
メンテナンス記録
軽症|耳飾りが取れた
業務用サーキュレーターに向かって木偶を動かし、強風に飛ばされるような動画を撮っていた時に、耳飾りが取れました。
「もとに戻さねば。。。しかしどうやって?」
悩んだ挙句、近所の手芸用品店「クラフトハートトーカイ刈谷駅前店(アピタ刈谷店)」へ行き、スタッフの方に教えていただきました。ありがとうございます!
●拡大めがね
●平ヤットコと丸ヤットコ
●Cカン
Cカンの注意点は、開閉する時の力の向きだそうです。
ロウフヨウの右耳には長いタイプのピアスが2つついています。どちらに付けるのか悩みましたが、「勘」で赤い玉のほうに決めました。
クラフトトーカイスタッフさんに教えて頂いた通り、力の向きを考えながらCカンを開きます。
拡大めがねをかけると、細かな手作業がすんなり行えて良いですね。気に入りました。
無事、元通りです。「ロウさん(人形の名)お待たせしました」と、心の中で謝ります。
布袋劇人形メンテナンスまとめ
■布袋劇人形は頭・顔は木製ですが、(私の扱いが雑で)顔の化粧が長くはもたないかもしれません。髪の毛や衣装は化学繊維でできていて、いずれ劣化し溶けるでしょう。また、ロウさんの衣装は色移りが激しく、衣装の白い部分はすでに染まってきています。手も顔も目立たない箇所が朱く染まりだし、他にも染まるんじゃあないかと毎日ヒヤヒヤしています。美人薄命という言葉が似合う布袋劇人形。木偶オーナー大先輩方のツイッターつぶやき情報を参考にさせて頂きながら、一緒に過ごせる時間を大切にして遊びます。
■美術品として扱うのが本当は正解かもしれません。湿度・温度を管理できるケースに仕舞っておけば、今、名古屋美術館で展示されているゴッホの絵のようにいつまでも輝きつづけるのだと思います。だけれども、私が布袋劇人形を好きになった原点、「人形らしからぬ扱い・動きを楽しむ」ということと離れてしまうため、それはしません。悔やむとすれば、2体購入しておけばよかったということ。次にまたタイミングがあればそうします!沼だ。。
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