街の不動産屋は[キッチンにレンタル火災報知器のついている家]の売却お手伝いすることがよくあります。レンタルと言うからには返す必要があるのですが、どうやって返すのかあなたはご存知でしょうか。
レンタル火災報知器がついた家を売却する場合
売る方向け
ガスお客様センターへ連絡して、「〇月〇日にガス閉栓したい。止めたい。」と連絡するだけで大丈夫です。(私の経験では、ガス閉栓後はレンタル火災報知器月々のレンタル料は発生しませんでした)
レンタル火災報知器がついた家を購入する場合
買う方向け
火災報知器(火災警報器)をご自身で用意しましょう
あなたが中古物件を購入される時、キッチンや寝室にある既存の火災報知器は期限切れになっている可能性があります。またレンタル商品の場合は引き継げません。そのため新たに火災報知器を用意する必要があります。方法は3つ。
②ガス取次事業者経由でレンタル契約
③ホームセンターで購入し自分で取付
①と②はガス取次業者さんに警報器の設置情報を管理していただけるため、有効期限・交換期限が近づくとお取替え案内が来て更新忘れがありません。②のレンタルを選択した場合は毎月のガス料金とともにリース料金(1個につき月々300円位)の請求があります。
どこに火災報知器(火災警報器)を設置したらいい?
消防法が改正され、全ての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。設置場所はキッチン、寝室、階段です。(※市町村の火災予防条例により設置が必要な場所が異なります)複数用意する必要があるため、一番火の気のあるキッチン用はガス取次業者さんから購入もしくはレンタルし、他の部屋はホームセンターで数千円のものを自分で購入し取付することで経費削減できるのではと考えます。ちなみに設置しないからといって罰則はありません。罰則はなくとも、皆様安心安全のために設置されます。(特にキッチンは重要)