家の中のガス栓は簡単に増設できますよ、と話には聞いていましたが、実際どんな流れで工事がされるのでしょうか。我が家の工事の様子、お伝えします。
ガス栓増設工事
まず最寄りのガス会社の方に、現地確認、お見積りを依頼しましょう!
家にガスを引き込んでいる場合、最寄りのガス会社に増設工事を依頼するのがベストです。キッチンの近くで使いたい場合と、リビングや2階で使いたい場合では、工事内容に違いがございます。フレキシブル配管が長ければ長いほど、工事金額は高くなります。
また、リフォーム工事をされる場合には、電気コンセントと一体になったコンセントをおススメします。新築時ガスファンヒーターにはコンセントが必要だと知らなかったので、我が家ではガス栓とコンセントの位置が離れています。コンセントまでの距離があると、延長コードが必要となります。
工事スタート
「ガス栓がない部屋にも、足元からすぐに温まるガスファンヒーターを置きたい」そんな思いをかなえてくれる工事がスタート。我が家の場合、外にあるガスメーターの下からガスを取り出し、そこから2階の部屋まで引き込みます。
工事をして下さる方に、取り付けたい位置をお伝えします。そしてその位置に下地がないかどうか確認します。モノを取り付けたい時には、下地が必要ですが、今回の場合は下地ナシであることが大事。ペン型の下地チェックで壁を何度も刺して確認。その後、専用の道具でプラスターボードを丸くくりぬきます。
プラスターボード貫通 コロン。と綺麗に外れました。
プラスターボード、断熱材、その先に見える光は外の光。そう、外壁材にも目印となる小さな穴をあけました。
上から穴を見た図。小さな穴を目印に、外穴を大きくします。
今回2部屋の洋室に、ガス栓を1ケ所づつ取り付けてもらいました。
カバーを付けると完成。室内工事はこれで終了です。
こちらが[ガス栓]です。ガスコードをガス栓に接続するだけですぐに使用できます。電源(AC100V)も必要です。
壁埋め込み型なので、お部屋スッキリ。ガスファンヒーターの魅力は、お部屋が乾燥しにくい事が挙げられます。
外の様子。外壁に沿い屋外ガス配管が取り付けらえています。ガス栓増設時に使用するのはフレキシブル配管です。
二階洋室へまっすぐに伸びる配管。フレキシブル配管は柔らかいので、耐震性にも優れています。作業時間は、二人体制で約2時間30分ぐらいかかりました。作業後半は、ガスの使用禁止となりますので、食事時間と重なる場合には計画的にガスをご利用下さいませ。ガス栓増設、実はとっても簡単でした!
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於大公園(東浦町)