最近、ポータルサイト[スーモ]の使われ方が劇的に変わってきているのを感じます。スーモに掲載する写真次第で不動産価値が左右されることが増えました。
スーモとは
スーモはリクルートが運営する不動産情報サイトです。就職(リクルート)から始まり、結婚(ゼクシィ)・飲食(ホットペッパーグルメ)・美容院(ホットペッパービューティ)・自動車(カーセンサー)・旅行(じゃらん)など幅広い業種のポータルサイトを生み出しています。情報収集で利益を上げ、更に集めた情報を数値化して商品として販売している会社です。
実際に写真を用意して入力しているのはリクルートではない
スーモでいえば、戸建やマンションを撮影し、写真やコメント入力しているのは私たち不動産仲介業者やデベロッパーの皆様です。
最近、同業者さんからのスーモ経由問合せが増えている
もともと不動産屋はレインズで不動産情報を得ていました。レインズとは全国の不動産屋が物件情報交換のために使用しているコンピュータネットワークシステムです。1990年に近代化方策として建設省(現国土交通省)が企画し、不動産情報の標準化・共有化を目的に作られました。これにより、態様が[仲介]の不動産は、基本どこの不動産屋でもお客様は購入できることになっています。
不動産屋の情報収集方法がレインズからスーモに変わってきている
アイパッドの普及により、不動産業界の営業スタイルは大きく変わりました。例えば、昔でしたら来店されたお客様に紙の資料をお見せして物件紹介をしていたものが、今は営業マン1人に対しアイパッド1台支給。来店されたお客様にアイパッドでスーモ掲載物件をお見せして内覧物件を決める、不動産カタログのような使い方をする不動産屋が増えています。
時代の流れでスーモに掲載する写真が、より一層大事になった
スーモで目立つ方法は掲載順位ではなく、写真のキレイさ
私はグーグル検索するときは、最後のページまでチェックします。真剣であればあるほど、検索エンジンでヒットした情報をくまなく確認したくなるからです。スーモで不動産を探されるお客様も同じです。真剣に不動産を探している方は1ページ目から最後のページまでくまなくご覧になります。そのため、つらつらと物件写真が並ぶスーモ物件一覧の中から、あなたの不動産写真に目を留めていただくことが肝要です。
[桜コンサルタント]が実際にいただいたお客様からの嬉しいお言葉
【売主様より】綺麗に撮ってくれて嬉しい!※売却されるとはいえ、愛着のある家なのです
【買主様より】今、他の不動産屋にマンションを売ってもらっているけど、桜さんにお願いしたいくらいだ。いや、写真が本当にすごい。
【買主様より】実は桜さんのHP(写真100枚掲載)を見て、内覧する前から買うことを決めてきたんですよ
【海外在住の買主様より】HPで見た写真の印象と実物が全く同じ。細かなとこまで写真を載せてくれているからありがたい
【長いお付き合いのある買主様より】相変わらず見たいところが撮れている
【買主様より】写真も綺麗だけど、コメントに人柄を感じる
【他市で探していた買主様より】スーモの写真が綺麗だったので、希望エリア外の刈谷市だったけどこれだけは絶対に見たいと思って来た
まとめ
あなたが売却依頼をする会社を選ぶ基準の一つとしておススメするのは、スーモで不動産屋の仕事ぶりを確認することです。(同じひな形だから比較しやすい)一つの不動産に対してどれだけ愛情を持って接しているかは、写真の数や、綺麗さ、心に訴えるコメントで自ずと伝わってきます。不動産を販売する者の不動産が好きだ!という熱量が大事です。手前みそですが、私は建物女子で、不動産が大好きです。あなたの大事な不動産を撮らせていただけましたら幸いです。
リビングの陽当たり具合が伝わるような写真を心掛けています。
マンションは眺望が大事です。
花が咲く季節になりましたら、撮り直しします。季節感のある写真を心掛けています。
家族写真や見せたくないものが写り込んでしまった場合は修正します。
ネットやテレビ環境を知りたいお客様が多いため、アンテナ端子やモジュラージャックも撮影します。
建物が好きなので建築美を意識して撮影します。